08h30起床。09h00ごろホテルを出て最寄りの民権西路駅へ。駅の近くの食堂で朝ごはん。小籠包。青菜豆腐湯(チンゲンサイと豆腐のスープ。母)。紫菜湯(海苔とチンゲンサイとしょうがのスープ。ゆ)。いつもならもっと食べるはずなのに、小食病がなおらず、もうおなかいっぱい。切符を買ってメトロ(MRT)に乗り込む。MRTは、地下だったり高架レール上だったりして駅も車両も明るくてきれい。駅名のアナウンスは、たぶん台湾語、北京語、ほにゃらら語、英語で4回。同じようでちょっと違う発音を聴き比べるのがおもしろいです。北投駅で降り、新北投行きに乗り換えて、新北投温泉に到着。ぞとはあづいでず。溶けちゃうよ。溶けちゃうよ。ワオ!
新北投温泉は、秋田の玉川温泉と同じ北投石っていうなんか有名な石があるラジウム温泉。スパリゾートみたいなところから公衆浴場みたいなところまで、いろんな種類の温泉があるようですが、今回は「瀧乃湯」というところにいきました。日本の田舎のほうみたいなたたずまい。「女湯」の扉の向こう側は、ロッカーも脱衣場もなしに、いきなり裸のつきあいです。あれ?と思っていたら、番頭さんが奥を指差し、あっちあっち、と教えてくれました。なんと湯舟の向こう側の洗い場のさらに奥に脱衣場が。日本にはないつくりです。洗い場で丹念に体を磨いていたおねえさんが身振り手振りで教えてくれたように湯舟のお湯を汲んで体を流してから入浴。ふー。熱めのお湯で、PH値は1.2、ぬるぬるめ。皮膚がピリピリします。効いてるかんじのピリピリ。気持ちいい。外は猛暑だっていうのに体の芯まで温まり、水をバシャバシャ浴びまくってもまだぽかぽかと温かい。おばあちゃんちの庭みたいな外のベンチに座っていたら涼しい風が吹いてきて気持ちよかった。家の中から犬がおりこうに座ってこっちを見てる。あつそうだ。
駅まで戻る途中、気になる建物があり、行ってみたら北投温泉博物館でした。和のテイストが絶妙にミックスされた洋館風の建物が、なんともモダーンで素敵。楽しく観覧していたらいつのまにか母が居らず、早めに一周して外に出たらそこに居て、「つまんないから出てきちゃった」だって。
さて、そろそろお昼ですが、次の目的地は九份(にんべんに分で「イ分」。環境によっては違う文字になってしまうけど、めんどうなので以下「九份」と表記します)。いったんMRTで台北まで戻り、こんどは台湾鉄道に乗り換え。こちらは日本でいうJRなのだけど、車内はうすぐらく、駅名アナウンスもなく、広告もない、まあいかにも国鉄ってかんじ。時刻表を見ずに、「自強号」(特急)で「基隆」行きの切符を買ったのだけど、しばらくは各駅停車しか来ないみたいだったので、まあいっか、と各停で行く。ちなみに各駅停車は切符の種類でいうと「電車」らしいです。終点の基隆は港町なので海が見えます。ここからバスに乗って九份へ。乗り込むときに出遅れて席には座れなかったのだけど、40〜50分くらいの道中、カーブした山道はかなり揺れるのでこれけっこうつらい。途中ですごく混んできて、陽気な観光ファミリーが揺れる度にげらげら笑うので、なんかもう永遠に続くジェットコースターに乗っているような妙にハイな気分になったのだけど、そのげらげら笑う女の子が揺れた途端に思いっきり私の足を踏んだのにはこたえました。サンダルなのよ今日は。いたいのよ。で、九份到着。みんなぞろぞろと降りる。細い路地を入って行くと、ものすごくごった返しています。
遅めの昼食に、牛肉麺(母)。排骨飯(ゆ)。皮蚤豆腐。おみやげやさんを覗いたりしながらくねくねと続く道を行く。メインの階段すら見逃してしまいそうな細道です。開けたところへ出ると、山の斜面に張り付いた街の遥か下のほうに海が見えます。わー、きもちいい。絶景!見晴らしのよい場所にある喫茶店で冷たい茉莉花茶をいただく。うす甘い…。コンビニの烏龍茶もうす甘いのがあったけど、甘くして飲むのかしら。幼稚園の遠足のときの、水筒に入った甘い麦茶を思い出す。街の中心地から外れると、一気に田舎の農村のようになり、あー、さっきまであんなにごちゃごちゃしたところにいたんだー、なんて思いながら眺め返すのもなかなかよいものです。
バスと電車に揺られて台北に戻ってから、米蘭舒療SPAへ。全身マッサージ+足裏マッサージで1,500元。あまりのきもちよさに途中で夢とうつつをいったりきたりして、起きたときには、あれ?ここどこだっけ。てなかんじでした。それからタクシーで「好記担仔麺」へ。羊肉と豆苗と半熟卵のスープ。揚げ卵豆腐。担仔麺。台湾ビール。豆苗スープも揚げ卵豆腐もとてもおいしい。ほかにもいろいろ食べたかったけど、またもおなかいっぱい…。