菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラールのコンサートに行ってきた。菊地さん説によると2000年問題は1が一桁ずれてて実は2010年から20世紀だって話。というのも今年の相次ぐ訃報がまるで20世紀を終わらせようとしているかのようだってことで。そんなわけで今月は、20世紀最後の1ヶ月!そう考えると急に特別感が湧いてくるよね!
ブログ見返したら2007年4月に歌舞伎町クラブハイツに行ったのが最後っぽいので2年以上ぶりだ。メンバー登場、そしてMC。「マイケル・ジャクソン、ピナ・バウシュ、マーサ・カニングハム。そしてレヴィ・ストロースに捧げます」(もっといろいろ形容して言ってたけど省略)なんて最初はかっこよくはじまったのだけど、アンコールのMCではやっぱり深夜ラジオトークで会場沸かせてた。日本人でいちばんチャーリー・パーカーに近づいた(風貌が)のはタカアンドトシのタカだとか、メンバー紹介で架空の支持政党を紹介したり。
ぺぺのコンサートではいつも聴いてるうちに意識が朦朧としてそのへんを泳ぎだすのですが、今回もやっぱりそうで、浮かんできたことをメモしておきます。
氷砂糖を落として積んでいくような、即興の音の落下。
猫のざらざらの舌で舐められてるみたいなCelloの音。いままでCelloってあんまり存在を意識したことなかったんだけど、コントラバスほど低すぎない音域がなんだかとっても心地よい。
ハープとピアノで交互に演奏すると原始とモダンをかんじる。
どの曲かわすれちゃったけど生きて動いてる森みたいな演奏。ハープのグリッサンドで虹がかかり、バンドネオンは腸内で息をしてるみたいで、パーカッションでステップを踏む。
『京マチ子の夜』、以前はバチッとタイトな演奏だったけど今回はムーディーな沼地の中で菊地さんのサックスがしっかりと歌ってる。
『ルペ・ベレスの葬儀』はやっぱり特別好き。前回も前々回もその前にも書いてる「いまここで世界が終わってもいい」感にまたもや襲われる。
この変態的オルケスタの曲を作って指揮をする菊地さんの頭の中はどういう計算になっているんだろう!Killing Timeは本当にかっこよかった!椅子いらない、踊れなくて残念だよ!あとメウ・アミーゴ・トム・ジョビンが聴けたのもうれしかったー。あの曲楽しい。菊地さんのテナーがだいすきだー!と思ってたけどアルトもすごく好きだ、どうしよう。
セットリストはとりあえずこの写真で。あとでテキストにします、たぶん。
ちゃっかり終演後のサイン会に並んだのですが、最後に「こないだ酉の市いきましたー」「あ、いました?私」「はいw 声掛けようか迷ったんですけど」「言ってください〜そのときにw ちょっと本持ってもらえますか?」パシャ。
というわけで今夜あたりわたくし、たぶん菊地さんのHDDに忍び込むことに!




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