cultureの最近のブログ記事

水戸紀行2010

ひさしぶりの水戸紀行、一泊二日。

上野で11時台後半のフレッシュひたちに乗るころに気づいたのよね、iPhone忘れた、ってことに。理由はわかってるんです、出かける寸前に鞄をとっかえひっかえしたから。だいぶ焦ったけど、乗る電車と到着時間は前日にメールで知らせてあったし、いつもだいたい改札付近で会えてるのでなんとかなることを祈りつつ、向かう。水戸到着して、改札出たけどまだ友人たちの姿は見えない。まあ、30分待ってまだ会えなかったら呼び出ししてもらうとか...とか考えてたら、ちょっと遅れて登場、再会、よかったよかったー!!

prefectural government art tower mito

お昼ごはん食べて友人夫婦に結婚祝いの品を渡したりして、まずは水戸芸術館の「新次元 マンガ表現の現在」展へ。原画って生々しくて興味深い。松本大洋と、五十嵐大介のが、よかった。今日マチ子の白い部屋、友人たちと一緒に見て、ふたりとも途中でくすっと笑ったり、これいいねとか詩や俳句みたいだねとかエロイとか言いながら見てたので、シメシメと思った(ふたりに貸そうと思って、『センネン画報2』と『cocoon』を持ってきていたのだ)。最後の部屋は天井まである壁いっぱいの本棚にぎっしり漫画。途中退場できるから、朝から来たら漫画喫茶として一日中楽しめるね。ミュージアムショップでcocoonのしおり貰った!

mito cola float and coffee float

喫茶ロペで休憩。コーラフロートとコーヒーフロートの見分け方(氷に炭酸のつぶつぶが付いてるかどうか)。「バナじゅう」と「愚行拳」について。

次は、茨城県近代美術館で「美術館に行こう!−ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方−」展。茨城にゆかりのある人の作品がテーマごとにいくつか展示されて、そのテーマとブルーナさんの関わりなんかも解説してあり、それに対して、うさこと両親による感想や解説がついていて、こういう展示のしかたっていいなーと思った。友おすすめの彫刻「ねこ」はとてもよかった。ワークショップで、うさこのぬりえというか、塗るかわりに色紙を切って貼って色をつける、というコーナーがあって、みんなそれを楽しみにしていたんだけど残り時間が15分しかなく、ものすごい集中力を発揮したけど途中までしかできなかった。帰りに駐車場の植え込みに何か色鮮やかなものが落ちてた。よく見たらうさこの手人形だった。

茨城県近代美術館 茨城県近代美術館

夜は大洗の温泉へ。目的地が左側に見えるけど左に曲がるとぜんぜん辿り着けない罠にはまる。露天風呂気持よかった。明るい時に入ると海が見えるっぽい。

友人たちの新居は築三十年、キッチンの前に窓があって風がよく通る、いいおうち。古い家だとすんなりと、しっくりくる。川と川に挟まれていて、高校の吹奏楽部の練習する音が聴こえてくるんだって。いいなあ。

mito mito

おうちで結婚式の写真とかプロフィールビデオとか見せてもらった。かわいかったわぁ〜。これは友の作った結婚マトリョーシカ。赤いのは「妖怪 宝尽くし」。(我々の結婚式のときにもマトリョーシカのすごいのを作ってくれたのです、その節はほんとうに有難う!)

結婚マトリョーシカ

水戸紀行アーカイブ。2008年のはブログ書いてないや。

5月5日、こどもの日のメモ。

お昼、サントリーホールでイーヴォ・ポゴレリッチのピアノ・リサイタル。最初の一音で、幕が開いたかのように世界がはじまった。アタックやダイナミクスや何かいろいろ倍音までも意のままに操って、こんなにも多彩な音色。楽器と一体化。そして時間が伸縮して、ぐおんぐおん。気づいたら三途の川を渡りそうになってた。あぶないあぶない...。突然の曲目変更があり、大好きなブラームスの間奏曲 Op.118-2をやってくれたのは嬉しかったな。しかしものすごく変わった弾き方をする人だった。

終わってから行ったAUX BACCHANALSのギャルソン氏が印象に残った。あの独特の身のこなし。

それから銀座でゴーゴーミッフィー展。ブルーナさんの製作過程の映像にくぎづけ。トレーシングペーパーに下絵を描いて、画用紙に重ねて上から鉛筆で輪郭をなぞって印をつけ、あの線は筆とポスターカラーで2-3mmくらいずつものすごーく丁寧に引かれていくのだった。すごかった。もういままでの気軽な目でうさこを見れなくなった。

あとブルーナさんの手作りバースデイカレンダー、あれは真似したいと思った。月の名前とか絵も自分で描いて、日付のところにお誕生日の人の名前を書き込んで壁に張っておくカレンダー。ああやって、時々見ては友人を思い出すのって好いなあ。

前にnanaowさんに教えてもらった壹眞珈琲店、気になってたので入ってみたらコーヒーの値段に一瞬たじろいだ。でもお客さんが他に誰もいなかったので、戦利品を広げてゆっくり悦に入ることができたし、コーヒーおいしかったよ。

Rube Goldberg Machine

毒毒しい、ピタゴラ装置の祖先 (こういうの、アメリカの漫画家の名前にちなんでRube Goldberg Machineっていうらしいです) 。デストロイ!そしてある種のフェティシズムだなーと思った。

言葉は何もなくて淡々と事が進んでいくだけなのに、見ていると、作った人が何を考えていたのか、いろいろと思考をめぐらせてしまうよ。

Def Lauf Der Dinge (事の次第 - The Way Things Go)
1987, 16 mm, colour 30 min. / T&C Film, Zurich / Peter Fischli & David Weiss

満月前後

「ブラジル」にて、半年分の肉を食べてしまった気分。肉をペリッて剥がすときにトングで掴むのが原始的で残酷っぽくてぞわぞわした。かわいこちゃんにもらったバースデイカードを裏返したら柳沢慎吾のブロマイドで、ぐっときた。「ガリガリ君」で死ぬほど笑った。

緑道沿いのあのカフェにようやく潜入。まだ新しくて作り物みたいな内装、拍子抜けするくらいの平和さでゴダールとグールドの話、なんだか現実味がなくて映画みたいだな、と思った。2階のテラス席、晴れた日には気持ちよさそう。ああ、でも本当はいつものあのお店に行きたいんです。

海っぽいあのお店のペペロンチーニがとてもおいしいことを再発見。

1ヶ月程前に注文していたゴダールの「女は女である」とティムバートンの「コープスブライド」が届いたので、深夜から二本立てで鑑賞。図らずも男女3人トライアングル特集に。この作品のアンナ・カリーナ観てると、何の疑いもなく女子度全開な様子って最高に可愛いなあ、と思う。男性から観てどうなのかはわからないけど。「コープスブライド」は、うわーんだめだ、彼らが動いてるの見るだけで泣けてくる。ビクターがピアノを弾くシーンが地上と地下でそれぞれあるんだけど、どちらも胸がギュウウってなるよ。「鍵盤楽器の上手い男子が3割増しで素敵に見える」原理のせいかしら。でもああいうふうに心が通いあう瞬間って、たまんない。

古本屋にて、ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」、コレット「青い麦」、森茉莉「贅沢貧乏」、澁澤龍彦「エロティシズム」、ミシェル・シュネデール「グレン・グールド 孤独のアリア」を購入。買った本を並べて客観的にプロファイリングすると如何にも耽美派宅録文学少女なので苦笑とうんざりと諦めで満ちた気持ちになりました。秋の夜長に読むんだもーん!

拙者ムニエル観にいく。笑い死ぬところだった。さいきんユイット運が良いみたい。絶妙なタイミングで席が空いてる。

秋の夕方の空の色と寂しさを思いっきり吸い込んだのち、夕飯はシチュウ。寒い日のシチュウって勝ち組の象徴ってかんじがする。そして私はいつも窓の外からそれをうらやましそうに眺めているかんじがする。ことこと煮込んだものとホットワインが恋しい季節だね。観察と分析をしつづけて必要とあらば語る、そんな今日この頃です。

『人間の未来へ -- ダークサイドからの逃走』展を鑑賞。マイケル・ライトの『100 SUNS』が強烈だった。核実験のキノコ雲の写真、なんだけど、すごく美しくて、恐ろしい。それから、橋本公の『1945-1998』もよかった。1ヶ月を1秒に縮めて、核実験が行われたときに世界地図上の該当箇所が光ると同時に音が鳴るんだけど、規模によって音の高さが決まっているっぽく、それがまるで音楽のようになっていた。というか音楽だよね、あれは。

「人にとって薬になるか毒になるかは、そのものの性質によるのではなく、使用量によるのだ。適量の範囲を越えると恐ろしくて不気味なことになるんだけど、そこには人が良いとか美しいって思うような何かがあって、誘き寄せられてしまう人も沢山いる。そっちに行くか行かないかは、その人の意識によって決まるんだ」というようなことを思った。

それから、「クリテリオム67 本城 直季」。恵比寿のgood design companyの展示とは違う内容で、スキー場と、ハワイのビーチ。つくづくマン盆栽だ。恵比寿でより、水戸芸でのほうが、じっくり楽しく鑑賞できました。パンフレットもカラーで写真が載ってて気前良かったよ。

snowdome

例のスノードームワークショップ、全体的に、びっくりするほどイマイチだった。IIDだからってすべてが高品質だって思ってはいけないのだな。気をつけよう。係の人がおそらく気を効かせて掛けてくれていた音楽がメインストリームなJ-POPで耳についてしまい集中できなかったので、途中からひとりでiPodとともに殻に閉じこもった。それで作業をはじめたら熱中してきて、つまんないなりに楽しんだ。結局、さっぱり意味不明なものが出来上がりました。まるで納得行かないので、おうち帰って作りなおすことにするよ。こんなんで満足してたら、だめになってしまう!! いけない! いけない!

でもIIDの建物自体はやっぱり楽しかった。保健室カフェで一度ソファに沈みこんだら、低気圧のせいでそれはそれは低くって、もう一歩も動きたくなくなってしまった。

スノードーム。心の片隅に引っかかりつつも、ひとつも持ってないのは、蒐集性が高いイメージがあってなんとなく敬遠してたから、かも。でも中の世界を好きなように作ってみるのは楽しそう。小さな半球体の中の世界に雪を降らせたら、荒んだハートが少しは和らぐかしら。

ロリータ2006:TVCM篇

ちょっと前から気になっていたんだけど、太田莉菜ちゃんがとても可愛いです。非常にロリータ臭がします。くちびるがぽってりかつちょっとめくれあがってるのはロリータの条件のひとつなのですが、資生堂のへんな踊りもアヲハタのくるくる変わるいろんな表情もグリコの挑発的な様子も、もう全部すごくすごおくロリータだよ。

アヲハタのキャンペーン最新のCMは市場紗蓮ちゃんというひとが出てます。このひともちょっとロリータ要素あるなあ。見た目もそうだけどちょっと舌ったらずな喋り方、歌い方とかね。さすがはキユーピー関連会社。キユーピーハーフなんかいっつも可愛い女の子CMに使ってたよね(Hiromixと市川実日子が出ていたのがもう一度観たいけど、YouTubeには今のところないみたい)。曲は一瞬「トミーフェブラリ若返った?」って思うようなキラリン☆80年代回顧ポップなかんじなんだけど、クレジット見たらトミーの旦那(らしい)MALIB CONVERTIBLEさん作曲だそうです。なるほどね。

tokyo-03.com経由で知ったのですが、渋谷のロゴスギャラリーに学校用品のお店が期間限定オープンするんだって!3月31日(金)から4月12日(水)まで。

理科教材を中心に、通常市販されない小中学校で専用に使われる道具・用具をあつめ、展示販売いたします。算数の時間に先生が使っていた大きな三角定規、理科室にあった実験用具や人体模型、カバンを開けるとそのまま使える木琴や、詰襟や胸ポケットを飾った学年・クラスのバッチ…懐かしい昭和の風景のなかに必ずあった「学校生活ならでは」の品々を、現行商品からデッドストックまで、幅広くあつめて展示販売いたします。

ウキャー!アルミ製給食皿とビーカーとフラスコ欲しい!音楽家肖像画セットも欲しい!あと、「販売商品アイテム(例)」には書いてないけどアルコールランプと三脚と金網とこまごめピペットも欲しい!

ムニエル

拙者ムニエルのお芝居「FUTURE OR NO FUTURE」、観てきました。旗揚げ公演からほぼすべての作品を観ていて思い入れがありすぎて気軽に感想書けないのですが、今回もよかったです。それにしても村上さんとてらべ(つい呼び捨てに……)が「メガネ男子」に載ってたのには笑いました。