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Béjart Gala 2009 (2月9日)

Béjart Gala Béjart Gala

19時からベジャール・ガラを観に行く予定なのだけど、15時すぎあたりからそわそわしだして、何も手につかず、結局16時半に家を出る。喫茶店でそわそわしながら本を読んで(しかし何も頭に入らない)、18時15分くらいにゆうぽうとホール到着。緊張で挙動も最高潮に不審になり、会場で合流したmに、機嫌悪いのかと訝しがられるほど。

1幕目はギリシャの踊り。幕が開けたとたん、ダンサーの近さに驚く。だって、1階席前から3列目なんですもの!オペラグラスも持っていったけど必要なかった。ソロの後藤さんの呼吸がものすごく聞こえてくる。飛び散る汗が見える。男性は上半身裸なので、肉体だらけ。肉体美...。そのなかでも中島周さんはやはりずばぬけて男前だ。完璧に素敵すぎて直視するのが恥ずかしいくらい。女性たちのスタイルの良さにも感心する(当たり前なんだけど改めて)。生々しさがないんだもんなー。

2幕目の中国の不思議な役人は、こんなの舞台でやっちゃっていいの?って心配になるくらいどきどきする不思議なお話だった。

3幕目、ボレロ。
これをもう一度体験できるときが来るなんて、本当に夢のようです(前回は2005年11月)。
前に観たときはほとんどギエム様しか目に入ってなかったけど、今日は前から3列目なので、周りの男性たちもよく見える。ああ、こんなふうに呼応して踊っていたのか...。ギエム様は全てを支配する女神のようで、本当に生命力のかたまりだ。手や腕の軌跡がなめらかにつながって見えて、時間の進み方がいつもと違うみたい。なんかね、時間が細かく細かく分かれているというか、ふだんが4分音符くらいだとしたら、ギエム様が踊ってるときは16分音符くらいに見える。音楽が高まっていくほど、もっともっと、という気持ちと、でも終わって欲しくない、ずっと続いて欲しい、という気持ち。涙があふれてくる。いまこの瞬間同じ空間にギエム様がいて間近で体験できる喜び。
カーテンコールでも涙がとまらなかった。ほんとうにキュートな笑顔!そして動作がいちいちカッコイイ!ギエム様ありがとう!バレエの神様ありがとうございます!

はぁ〜〜〜〜〜。すごかったよ〜〜〜!HPもMPも全回復したよ。

あ!そうそう、この日の公演の様子が3月20日のNHK「芸術劇場」で放送されるそうです。録画して家宝にします。

2008年のピナ・バウシュ

3月23日(日)「パレルモパレルモ」@テアトロジーリオショウワ

  • ブロック塀が舞台中央にたっていて、始まったとたんそれが奥にドカーンと倒れ、奥からハイヒールの女性が出てくる。「ミズハ 100℃デ フットウスル ワ!」
  • 爆弾が突然爆発する。
  • 男性が、ブロックの上に布を敷き、その上に料理の載った皿とナイフ、フォーク、グラスを置く。そのあと、犬が出てきてそれを食べ、また去っていく。
  • 一人の人を、数人の人が抱えて、舞台の上と下へ走っていき、壁のところでワイヤーアクションみたいに上下方向に一回転して、また戻っていく。
  • 上から砂が降ってくる。
  • 上から桜の木が逆さまにつり下げられる。

たくさん圧倒され、たくさん笑った。

3月29日(土)「フルムーン」@新宿文化センター

13時半の開場時間より前に到着してしまった。中に入って、しばらくはまだ客席に入れず、そのうちにTみん&Mみんが来て少し喋る。私たちは2階席。Tみん&Mみんは、1階席でそれぞれ16列目と21列目。あとでねー、といって別れる。

パレルモパレルモと比べると、フルムーンは、ダンスが多くて見応えがあった。やっぱりダンスはものすごくかっこいい。パレルモは、よりパフォーマンスぽいかんじで、笑えるところが多かったけど、今回のは、動きがすごかった。しかし、舞台上に雨が降ると眠くなってしまい、第1部の最後の方、うとうとしてしまった。第2部も、まんなからへんの泳いでるところでうとうと。一番最後の方で、水しぶきをばしゃばしゃたてる、そのしぶきも、体の一部みたいに見えた。

それにしても我々の左隣にいたおじさんは、思い切り大きな音で臭いおならをこいたり、突然大声で歌いだしたり、一人で喋ったり、本当に困った人だった。喋るだけならいいけどさぁ...、臭いのはやめてほしい。本当に。

Don Quixote

東京バレエ団の「ドン・キホーテ」を観てきました。小出領子さんのキトリと後藤晴雄さんのバジル。

小出さん、今回初めて観るのですが、初キトリだそうです。リズム感がすばらしい。音楽と非常によくあってて、32回転のときも最後まで正確でタイミングぴったり2拍で1回転。そんなひと他に観たことないよ。足の動きがシャープ。で、足音がぜんぜん聞こえないの。びっくり。ふわっとしてて重さがないみたいだった。片手リフトで長くキープできたり、リフトされて更に放り投げられたり、本当に羽が生えてるみたいに軽く見えた。お芝居部分の表情もすごーくよかったです。かわいかった。相手役の後藤晴雄さんとも息がぴったりだった(あとから知ったのだけど、結婚以来初の夫婦主演なんだって!)。小出さんばっかりずーっと凝視してしまった。小出さんの出る作品、また観たいなあ。

全体的にとてもよかったです。衣装も華やかで、たのしかったー。主役ふたりの赤と黒の衣装がすてきー。すきー。

席はエコノミー席で5階のL2列、しかもいちばん左端の方だったけど、思ったほど観にくくなかった。生オケだし、1,500円はお得すぎる。今日ようやくマイ・オペラグラス・デビュウでした。いつも忘れてしまうんです持ってくの。

(ところで、タンバリンを叩きながら男性たちが踊るシーンで、タンバリンがけっこう大きい音なのにバラバラなのが気になった。タンバリン練、したほうがいいんじゃないかしら......)

国立劇場で「カフェ・ミュラー」と「春の祭典」を観てきました。ピナ・バウシュの舞台を観るのは、2004年「バンドネオン」、2005年「ネフェス(呼気)」に続いて3回め。

はじめて観たのは2004年の「バンドネオン」。Aべさんが弊社を辞めるときに、ピナ・バウシュすごいよ、と教えてくれたのがお花見のころで、夏に公演があるっていうので早速チケット取ったのだった(そのとき上演していた作品はもうひとつあって、でもそちらは埼玉でしかやらないので、東京で観られる「バンドネオン」を観ることにした)。幕が開いて最初に出てきた男性がいきなり日本語で喋り、それで客席からは笑いが起こっていることに少々面喰らって混乱したまま、最後までよくわかんない感がありました。印象に残っているのはあまりにも官能的な振り付けと、ダンサーたちが日本語で生い立ちを語っていたこと。それらが一度切り刻んで繋げられたりくり返されていたこと。どう解釈して良いのやら、とちょっと困りつつ、でもそれは嫌な困りじゃなくて良い困りだったと思う。あと、観に来ている客層をながめるのがおもしろかったな。ある一定の方向性や年齢層には収まりきらない、本当にいろんな、だけど良いもの感度が高そうな人たちが来ているように見えて新鮮だった。

そして2005年の「ネフェス」。上演中、舞台上に水たまりができていってた。これは「バンドネオン」よりは踊りの部分が多くて、人間の体の凄さを感じた。普段まったく使っていない部分もすごい可能性を秘めていて、訓練すればそれが使えるようになるんだなあ、などと。

2006年公演の1幕目は「カフェ・ミュラー」。これはピナ・バウシュ本人も出演しています。くり返される動き。どういう意味なんだろう。2幕目の「春の祭典」は、舞台に土を敷き詰めてその上で沢山の男女が踊るもの。力強く原始的でこわいくらい。圧倒された。

普段の生活ではほぼ休みなく、頭を使って考えつづけているわけなんだけど、ピナ・バウシュの作品を観ていると、これは頭で考えたり解釈したりする必要はないものなんだ、全体を通して伝えようとしている何か、なんて別に考えなくて良くて、観ている一瞬一瞬で自分が感じていることを楽しめばよいのだ、と思うのです。

Aべさんとこにリンクはっとこ。2004年の記事です。

ギエム様

「最後のボレロ」、譲っていただいたS席で観てきました(すごくいい席でした、ありがとうございます!EじゃなくてSで観て本当によかった!)。ギエム様、......すごいです。圧倒的です。こんな人がいるなんて。神様です。本当にすごすぎて言葉が出てきませんが、ビシビシとものすごい勢いでものすごく強く伝わってきて、涙でました。とにかくね、何かわからないけどすごいことが起こっていたんだよ。言葉にしてみると「うわあ!うわあ!うわあ!」です。「小さな死」もすごかった。

夏に観れなかったマノンが今さらながら悔やまれます。次にギエム様が来日なさった暁には絶対に観にいこうと思います。

水香眠り

東京バレエ団の「眠りの森の美女」を東京文化会館に観にいってきました。上野水香 x マチュー・ガニオです。

水香たん、ニヒヒ、って顔して踊ってた。キョロって覗き込むときの表情がとても可愛い。仕草がこどもっぽく、オーロラ姫にぴったりなかんじ(よくしらないけど)。誰かに似てるなー、と思ったら、たまごにそっくりだった。しかも横長の。少しX脚の足が非常に美しい。180度のパンシェとか、うっとりするほど綺麗。

青い鳥を踊った男子がそれはそれは可愛かった。中島周さんというらしい。

新国バレエ団公開練習

オペラシティのおまつりでバレエの公開練習があるんだってー。とEつよさんが教えてくれたので、観にいってみました。バレエとかオペラとか音楽とかいろいろな作品を無料で見せてくれる素敵なイベントらしいです。やるねえ、オペラシティ。

公開練習の見学は、石の敷いてある中庭のようなところからガラス越しでした。わー、なんかやりにくいだろうなあ、こんなふうな観られ方って。バー〜センター〜ポワント、とひととおりちょっとずつ。吸い付くようなdéveloppé。足の先に糸がついているようなbattement。そして流れるようなport de bras。動きが全部自然に繋がっていて、流麗でした。内容はほとんど習ったことあるようなパばかりだったけど、うーん、ぜーんぜんちがうなー。一緒にレッスンしてみたかったな。ちょっとだけ。

新国ドンキ

ザハロワちゃんの回、観にいってきました。ザハロワちゃん、キトリより白鳥の方がぴったりくるなーって思った。町娘にしては高貴すぎて。でも細長い手足とすばらしいテクニックにはうっとりでした。

【写真】オデットとオディールの衣装

東京国際フォーラムAにて、D席5,000円。オデット/オディール役のスヴェトラーナ・ザハロワちゃんがすごかった。手足が細くて長くてしなやかで可憐で、格の違いを見せつけていました。圧倒的な存在感。これこそまさにプリマ。白鳥そのもの、王女そのものでした。いままでバレエを鑑賞したことは数回しかないのですが、誰かを突出してすごいと思ったことは今回初めて。コール・ドも非常にレベルが高く、美しかったです。オディールの32回のgrand fouetté en tournant が生で見られたことも感動でした。ちなみに王子役はイーゴリ・ゼレンスキー氏。

演奏はレニングラード国立歌劇場管弦楽団。指揮者の方のヘア・スタイルがアフロ的でたいへん印象深かったです。管は4本ずつ、弦はバイオリン10本くらいにあとは数本ずつ、などなどというかんじのコンパクトな編成でした。

The Nutcracker 2004

今年もご招待いただいて、鑑賞してきました。Yッキー、いつもありがとうございます。しかも今回はゲネプロも見せていただいて、プロのバレエ団の公演のリハーサルなんてはじめてなので、うれしかったです。パ・ド・ドゥは、Wキャスト交代でやったり、後ろのほうで一緒にやったりで、本番用の衣装を着けたふたりとお稽古着のふたり、が同時に踊っていたりして、バレエマンガ的効果を施した(練習で踊ってるあの方があまりに素敵で、チュチュを着けた金平糖の王女さまに見えてしまう、とかそんなような)シーンのようで、とても興味深かったです。