
眼科に行って全体会議に出たその帰りに、丸くて平たくつべつべしたおはじきを買う。空気の泡が入ったぶあつくてふぞろいな硝子のつぶ。手のひらに載せて、指で触ってみると、とても心地がいい。森茉莉の「私の美の世界」の中の、高級でない硝子への礼賛を読んでいたら、均一でない硝子ごしに見る曇った風景がありありと目に浮かんで、どうしてもそれを確かめたくなったのです。古い家のガラス窓の、表面が波打つ様子なども、なんともいえず心に響きます。
Sおちゃんの教えてくれたクレープやさんを、歩いてたら見つけてしまったので入ってみる。老ギャルソン氏にボンジュールと云われ、唐突に旅行気分に。テラス席は風が少し冷たかった。






