さて、浅草にやってまいりました。たしか行きたい喫茶店があったような、ってことで調べて思い出した、オレンジ通りのアンヂェラスへ。苺ショートケーキの生クリームが青味がかったピンク色みたいな甘さでおいしかった。あ、実際の色は白なのよ、勿論。
8割がた店仕舞いした仲見世通りをすいすい歩いて浅草寺本堂の前までいく。途中であげまんじゅうを買い食いしたらおなかにずっしりきた。戻る道すがら、父母に両側から手を繋がれた小さい人が「夜に来るといいねー、夜来ると、いいねー」なんて云ってたのがなんともいえず可愛らしくて堪らなかった。
浅草寺の、仲見世通りと反対側の小道を、手拭いを求めてぐるぐる歩きまわっていたら、お店は営業しているのに全く人気のない千と千尋の神隠しっぽい町並みがあったりして、どうにもたまらなく寂しく心細い気持ちになってきた。なんだろうこれ。夕方で、よく知らない街だからなのかしら。
お夕飯は神谷バーの2階で、デンキブランとあさりのバター焼きと海老マカロニグラタン。あさりのバター焼いたスープがおいしくて、勢いづいて止まらなかった。お昼のおいしくないお寿司の反動もあるのかも。大正か昭和初期の大衆食堂の趣きで、給仕してくれる男子はすごくにこにこしているのに対して、女の子たちは揃ってやる気のない動きをしているのがそれもまたよし、と思った。