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日光紀行2009

Aっこちゃんと、紅葉しはじめの日光へ行ってきました。

住んでるところがばらばらなので、現地集合。台風が接近しているようで、初日はずっと雨でした。JR日光駅で合流。まずはバスに乗ってお昼ごはんを食べにいく。(日光紀行2009お食事編:和ランチ

ごはんのあと、石田屋というお煎餅屋さんへ。「日光甚五郎煎餅」っていう、眠り猫を作った左甚五郎の名前に因んだお煎餅が看板みたい。その眠り猫をモチーフにしたと思われる猫さんが可愛くてつい缶入りを購入。

雨がすごいので宿でのんびりしよう、ってことでバスで宿へ。ヴィラ・リバージュというペンション。貸切風呂が本館の中にひとつ、あと別館に岩風呂、ジャグジー風呂とぜんぶで3つある。予約制ではなく空いてればいつでも入れるようになっていて、使用中は専用のスイッチをオンにすると、客室のある廊下にお風呂使用中の印が点灯するようになってる、便利!明るいうちに別館のお風呂にいこー、とお風呂開始の16時を数分すぎて廊下に出たら、もう岩風呂もジャグジー風呂も点灯してる!ぎゃーっ、と急いで本館のお風呂を見にいったら空いてたので、入りました。ひのきのお風呂でいい香り。夜は外に食べにいって(日光紀行2009お食事編:西洋料理 明治の館)、帰りはコンビニでちょっとお酒とおつまみを買って、存分に語りました。よかったよかった。

2日め、目覚めたら外晴れてる。青空と山が見える。わーい!朝食の前に朝風呂。別館のジャグジー風呂へ。うーん、やっぱり晴れてると気持ちいい。

朝ごはんはお宿で。パンはふっかふかで、蒸し野菜についてた塩がおいしかった。ヨーグルトにはバナナとはちみつ入り。飲み物はセルフサービスで、オレンジジュース、りんごジュース、牛乳、コーヒー、紅茶が何種類かありました。

チェックアウトして、着物のお店「うたかた」へ。着物レンタルと 簡易着付けをしてもらって(一式3000円、30分くらいで完成)、お昼にはまだ早い時間だったので、金谷ホテルへいってみる。館内をぐるぐる見てお土産屋さんものぞいて、そしたらなんだか素敵な一角があるじゃないですか。座っただけで文豪みたいよ!芙美子とみすゞの文豪ごっこにしばし興じていたら、知らないおばあちゃまに、素敵ねぇ〜写真とらせてくださる?なんて言われちゃって、はにかみつつも記念撮影。

Kanaya Hotel (MISUZU) Kanaya Hotel (FUMIKO)
Kanaya Hotel Kanaya Hotel

お昼ごはんは宿のご主人に教えてもらった素敵野菜カフェ(日光紀行2009お食事編:野菜カフェ 廻(めぐり) )でもりもり食べて、日光東照宮見物へゴー。

Nikko Tōshō-gū Nikko Tōshō-gū

着物で来ている人、意外とほとんどいないので、おばちゃま〜おばあちゃま方に「あらきれい」「すてきねぇ」とほめられたり、世界各国からの観光客に「フォトOK?」的なことを訊かれたりして、かなりの非日常です。世界の皆さんとの写真、自分のカメラでも撮ってもらっておいたらおもしろかったなーってあとから気づいてくやしかったので、次にもしそういう機会があったらそうしよう。

着物で行ってみて痛感したんだけど、日光東照宮ってとっても山なのね!ちいちゃな眠り猫の先の奥宮(家康公のお墓があるところ)までいったんだけど、普通の格好でも上るのがたいへんなほどの階段でした。慣れない格好で注目を浴びることにより浮き足立っていて、よく考えたらあんまり落ち着いて見物できなかった気がする。きらびやかな建物のあちこちに動物たちがいっぱい隠れていたのを、もうちょっとじっくり見たかったなあ。

帰りは今市で途中下車して日光珈琲(日光紀行2009カフェ編:日光珈琲)に寄り、電車の時間の都合でそこで解散。

今回、行くって確定して宿の予約とったのが3日前くらいの突発旅行だったけど、すごく充実した楽しい旅になりました。Aっこちゃんありがとうねー。またどこかいこう。

ユネスコ世界遺産、日本にもこんなにあったのね。

2日めの夕方、帰り際に今市で途中下車して日光珈琲へ。日が暮れるとあっというまに真っ暗になり、知らない土地で暗くて寒くて心細くなりながらも、地図を見てたどり着いたよ。商店街から路地を入って曲がってまた戻る小径にあるので、知らなかったら来られないようなお店だけど、お客さんは絶えず来ていたので、人気のお店なのねきっと。

長屋みたいな建物で、細い路地を挟んだ向こう側は「cocoloya」というギャラリー・古道具屋と、「analog books」っていう本屋さん。帰りにcocoloyaに寄ってみたら、緑色の葉っぱの絵がついた湯呑みに心ひかれ、旅の思い出に購入。

疲れて体も冷えていたので、カフェオレを注文。あったまるー。

nikko coffee nikko coffee

今回泊まったお宿ヴィラ・リバージュのチェックアウトのときにご主人が教えてくれたカフェ。娘さん夫婦がやっているお店で、10月16日にオープンしたばかりみたい。行ってみたら、想像を遥かに上回る素敵空間でした。メニューは、かなりハードコアな菜食・オーガニック・マクロビオティック料理で、おなかに優しいかんじだけどボリュームも結構あって、ほんとうに大満足です。客席は、土間みたいなところにあるテーブル席と、高い畳敷きの上がりかまちみたいなところにあるお座敷席。壁には古い時計が掛かってて、ヴィラ・リバージュのご主人のお爺さんの時計なんだって。天井にはこれまた古い襖絵。

日光ほどの観光地のそれも中心地にあって、こんなにこだわりのおいしいボリューミィな食事が1,050円ってものすごく良心的だと思う!そしてさらに素敵と思ったのが、観光にきた若いカップルや女性グループも、地元のおじさんおばさんたちも来てるってところ。客層が偏っていないお店はいいお店!きっと懐の深いお店になるわ!聞かれなくてもおすすめしたい。

食べたもの:丸麦と畑野菜の春巻き、きたあかりのじゃが玉煮、あらめと根菜の胡麻白和え、白菜と菊花の豆乳びたし、小さな箸休め(フェタ風ハーブ豆腐、高野豆腐のエスカベーシュ)、お漬け物、有機玄米ごはん、野菜の味噌汁。1,050円。これにドリンク&スイーツセットでプラス390円。有機栽培フェアトレードコーヒーと、レモンときなこのクリームケーキ。

Cafe Meguri Cafe Meguri
Cafe Meguri Cafe Meguri

あと、国道沿いを歩いてるときにこのカフェも気になった。今回は行けなかったけど。

初日の夜。お宿を予約したのがけっこうギリギリで夕飯なしの宿泊プランだったので外食。「西洋料理 明治の館」は建物を見てみたかったし、宿のお兄さんおすすめでもあったので、行ってみた。雨はだいぶ小降りになっていたけど、夜はまっくらで木はでかくてざわざわいってて、お兄さんが教えてくれた道は街灯も最小限の森の中の小径で、まるで肝試しみたいだったよ。

クラシックな建物は、明治後期に建てられたもので、アメリカ人貿易商のF.W.ホーンさん(蓄音機を日本に初めて紹介した人で、日本コロムビアの前身を作った)のお屋敷だったんだって。玄関を入ると、左手の木の扉をガラガラとあけてダイニングルームに案内されます。男性スタッフは白シャツに黒い蝶ネクタイ、女性は正統派メイド服、かわいい!メイドさんは私たちのテーブルには来てくれなくて残念だったけど、古き良き洋食を堪能しました。

食べたもの:カニクリームコロッケ、パン、ショコラクラシック、コーヒー

Meiji no yakata Meiji no yakata

まず初日のお昼。Aこちゃんが調べて予約してくれたお店「和ランチのお店 近藤」。11時30分からと13時30分からの2回制で、おまかせランチが1,000円。食後にコーヒーとお菓子を付けると1,200円。アットホームな、というか本当におうちそのものです。おいしいし、このお値段でこのボリュームには大満足!

食べたもの:ごま豆腐、たぐりゆば、根菜類の炊き合わせ、盛り合わせ(厚焼き玉子、さつま芋のレモン煮、なます、みょうが酢漬け、鮭いくら共焼き)、菊花浸し、お吸い物、天ぷら、手打ちおろしそば、ごはん、のおまかせランチ。そして食後にコーヒーとりんごのタルト。

Kondou Kondou

水戸紀行2007:お花見

おはようございます。朝ごはんには、ごはん、味噌汁、からし菜、アブラナ、ソーセージ、佃煮、焼鮭をいただきました。家の中に移転したタクミハウスで熱帯魚を鑑賞して餌付けもさせてもらい、出発。

まずはアコギガウラへ向かう。原研の敷地内にUFOみたいな給水塔がある。かっこいい。アコギガウラは、桜は五分咲きくらいだったけど、出店がたくさん並んでいてお祭りモードでした。まだ花見客はそれほどいなくて、ゆったりと枝垂桜の下に座ってそばまんじゅうを食べました。出店のおばちゃんが仔猫ちゃんをたくさん連れてきていて、夢中になってしまった。生後1ヶ月のと、10日のと。

市街地にもどって、おにぎりを買い、桜川沿いへ。水戸は6.5分咲きくらい。芝生に寝転がったり、川を見たり、ぶらぶら歩いたり。お花見客の中には、鉄板で焼肉してるひとたちもいて、みんな本格的。水戸駅まで送ってもらって解散。

茨城在住と茨城出身のおともだちとその家族の方々に今回もたくさんお世話になりました。あたたかいおもてなしに感謝感激!いろんなところへ連れて行ってもらえて、お花見もできて、たのしかったよー。

[写真] 水戸の桜

水戸紀行2007:夏への扉

12時ぴったりのスーパーひたちに乗る。「バランスアップ クリーム玄米ブラン」シリーズは酸っぱい系の味のがおいしいよ!とAこぴ。Aこ友の壮絶なお仕事の話を聞いていたら1時間があっという間に過ぎていた。13時すぎに水戸に到着。Sキックがお迎えに来てくれる。おひさしぶり!

水戸の旅はいつもLIVINの駐車場から。芸術館まで移動して、表通りをてくてく歩き、Aこぴが気になっていたという「フルーツバスケット」へ。果物屋さんの2階の喫茶店なので、フルーツパフェやフレッシュジュースがおいしそう。「OJ」や「GFJ」って普通にメニューに書いてあるところがさすが果物屋さん。木の子とたらこのスパゲッティは、つるっとした食感でした。

水戸芸術館に向かう途中、ユニーの建物が壊されかけていたので、裏に回って解体の模様を興奮気味に撮影する。青いでっかいのは悠々としていてときどき動かなくなり、黄色い凶暴な顔した細かいのはくるくる動き回っていた。肉食獣のあごをしていて、ハイエナのようだった。

水戸芸術館で「夏への扉 -- マイクロポップの時代」展を見る。展示数が多くて、観おわった頃には3人ともぐったり。ちなみにハインラインの「夏への扉」が、SFを意識して初めて読んだ小説でした。猫にピートって名づけたいー、とか思ったのでした。

お茶しようってことでKEISEIのわきの喫茶店「トロワシャンブル」へ。楡ブレンドとベイクトチーズケーキ。1日20杯限定の「琥珀の女王」は、ひとくちもらったけど、珈琲じゃないみたいな味がして、でも何の味かわかんなくて、でも黒ビールの苦味に似ている気がしたんだけど、そういったら「それ見た目じゃん」と笑われたんだけど、でも黒ビールっぽい気がしたんだよなあ。

外に出たら雨が降ってた。Aこちゃんちへ向かう。おこたがある!あったかい!夕食は、中華風おこわ、鳥のから揚げ甘酢、水菜、キムチ、菜の花の胡麻和え、味噌汁。おいしかったです。ごちそうさまでした。

夕食後、テレビを見つつ、デコ人形で遊ぶ。あんたたち何歳になったのよー、と笑いつつ、自作のミニチュア着物を見せてくれるAこママ。おちゃめでお肌つやつや!すてき。デコのブーツを指に履かせ、さらにスカートもはかせて歩く遊びが大ブレイク。妙にリアルで気持ち悪くて、YouTubeに載せなきゃとかいって死ぬほど笑った。

明日は西部図書館に行こうと思っていたんだけど、やっぱり今回はお花見メインにしない?ってことで急遽iBook借りて調べもの。いつのまにか夜更かししちゃってた。おやすみなさい。

熱海紀行2006:2日め

朝8時に起きて、8時半から朝食。朝ごはんなのに豪華!

  • 明太子、わさび漬け、かまぼこ、葉ものっぽい何か
  • 何かのおひたし
  • ところてん
  • 海苔
  • 新湯豆腐
  • 茶碗蒸し
  • 鯵の干物
  • ねぎとろ
  • あさりの味噌汁
  • ごはん
  • お新香
  • 抹茶と和菓子
  • 珈琲

おなかいっぱいになって、畳に転がってうとうとしてたら、こまさんが珈琲をもってきてくれる。何というすばらしいタイミング。目が覚めたところで、貸し切りの総檜風呂へ。ここでもまたガラス戸の木の枠がよくて、その向こうには小さな庭の石や木がみえる。素敵。清潔であるってことは人の手がかかっているということで、たとえばひとりでここに泊まっていても用意してくれている人の存在が見えて安心するね、というようなことを話したりする。ぬめぬめしたお風呂にひとりで入ることを想像するとちょっとこわいもの。

ほんとうにすべてが丁度よく、とても心地の良い旅館でした。またこよう、と心から思いました。そんな旅館にであったのははじめてかも。東京から気軽に来られる場所で、街中でいろんなところに歩いていける場所で、お部屋も温泉のお風呂も清潔で、料理がとんでもなくおいしくて、宿の人の応対もこざっぱりしていて、しかもチェックインとチェックアウトが昼の12時で、もう、いうことないです。

というわけでチェックアウトして初島行きの船のりばへ。2階建ての船のデッキから、船の後ろを着いてくるかもめや波しぶきを見ているうちに到着。桟橋で釣りをしている人々のそばに、さっそくねこ発見。よく見たらそこらじゅう、ねこだらけです。遊びたい気持ちを抑え、まずは腹ごしらえ。

港からすぐのところに、同じ形の家がたくさん並んでいて、それがほぼすべて同じメニューを出す店なのです。端から端までひととおり物色し、そこそこにぎわった店に入ってみる。昼間からビール、そして鯵丼。しあわせ。

  • 鯵丼
  • ビール

いい気分で店を出ると、すぐのところに海岸の岩場にでられるところがあり、そこでもねこがたくさん昼寝をしている。座り込んでねこを眺めたり、じゃらしたり、指を食われたり。Nコちゃんは缶ビールを買ってきて、きもちよさそうにビールを飲んでいる。眠くなって昼寝までしてしまった。ずっとそこに留まったまま2時間経過。初島に来て300メートルも歩いてない。夕方になったのでまた船に乗って熱海に戻る。

船の上から眺める、暮れゆく空と灯りはじめる熱海の街並。レストランスコットの旧館にて夕食。ビーフシチューおいしい。しあわせ。

  • 赤ワイン
  • ビーフシチュー
  • サラダ
  • ライス

花火大会までまだ時間があるので、お土産屋さんをのぞいたり射的をしたりしてそぞろ歩く。純喫茶「田園」で珈琲を飲み、花火を待つ。

  • カプチーノ

そして花火大会。適度に人が出ていて、でも東京の花火みたいに満員電車並みではなくて、ゆったりと観られました。空気の振動がびりびりと伝わってくる距離で、首が痛くなるほど間近だった。

帰りは、ちょっとしたトラブルにより改札と新幹線乗り場を1往復半疾走するためになったけど、今回の旅は、なにもかも丁度よくしあわせな、すばらしい旅でした。大人でよかった。

熱海紀行2006:1日め

友人と、お昼の新幹線にて熱海へ。あっというまに到着。あっというまに非日常。熱海駅から海岸方面へ、気の向くままにてくてく歩くと、いつしか国道136号線に出ていて、わー、海だ海だー!というわけで初川沿いの、うっかり見落としそうな場所にあるY木旅館にさっそくチェックイン。

予想外に広いお部屋で、しかもお庭までついてる!お茶を淹れてもらって、よく手入れされた畳やガラス戸の木の枠を愛でてくつろぐ。もう今日はこの部屋から出なくてもいいんじゃないかという気持ちにさえなる。かいてきー。なにもしなくていいんだー。

ひとやすみして、起雲閣ヘ。人生に於いて2度目の訪問。やっぱりここ好きだ。喫茶室で一服してから建物をみてまわる。日が傾いた時分の2階和室「大鵬」の窓際と、タイル張りのサンルーム「玉姫」の居心地が特にすばらしい。人がほとんどいないってのもすばらしい。

  • 熱海紅茶 (だいだいマーマレードのロシアンティー)

旅館に戻って、18時から夕食。隅々まで手抜かりなくおいしくて、供してくれる「こま」さんの対応は拍子抜けするくらいにあっさりしているのです。これは何ですか?という質問にも、「えーとこれは、漬物を、なんか加工したものです」「あ、これはお肉ですねー」という気負いの無さすぎる回答。ぎょうぎょうしくなく、押し付けがましくも無く、平然とすごい、そのプロフェッショナルぶりにいたく感銘を受け、俺もがんばろうって思った。

  • 食前酒 (梅酒)
  • 枝にのった柿がくりぬかれて、中にサイコロ型の柿が何かで和えられて入っているもの
  • 漉した芋を俵状にまとめたものに茗荷を乗せたもの
  • 銀杏を揚げたもの
  • 里芋
  • 茸を何かで和えたもの
  • 刺身 (まぐろ、甘海老、烏賊、鯛っぽいもの)
  • じゃこと梅のごはん
  • かぶら蒸し
  • 鮭で牛蒡やいろいろなものを包んで焼いたもの
  • 酢の物
  • 帆立などの海鮮グラタン
  • お肉
  • 太刀魚の天麩羅
  • ごはん
  • お新香
  • しじみの味噌汁
  • デザート (巨峰、牛乳寒天ゼリーっぽいもの)

おいしい料理にうっとりして、ビールでごきげんになり、敷いてもらった布団の寝心地を確かめるべく入ってみたら、あまりの心地よさに二度と布団から出られなくなり、いつのまにか眠りについていたのでした。

海から帰って、ひとっ風呂浴びたあと、ごはん。坂道を登ったところにある食堂で、カレーライスを食べる。宿へ戻る途中、商店と漁協を覗いてイルカ手拭いと爪切りと懐中電灯と水を買う。

【写真】里の様子

13時、K本さんが迎えに来る。白い軽トラで都道を行く。南郷山荘のところから車を降りて山道を歩き、「御蔵島の大ジイ」を見に行く。森の中は涼しくて気持ちよい風が吹いている。

びっしりと苔が生えた木や、倒れて死んでしまってうろのある木など、苔マニアや、うろマニアには堪らないであろう景色が続く。ガイドさんもいなくて時間制限もなかったら、道草食いまくって何時間でも居てしまいそう。

【写真】南郷巨樹の森

ガイドのK本さんの話。

  • 山の途中にある鳥居は平家の落武者を祀ったもので、縁結びと学業の神様だ。
  • 山から出る水を、水工場でペットボトルに詰めている。キャンプなどで山で水を取るには、木から蔓を垂らして、そこをつたう水を集めるとよい。
  • 昔は山の途中に炭焼きの竃があった。今はその跡がたくさん残っている。
  • 椎の木は、ひとつの木の塊はファミリーになっている。真ん中におじいさんがいて、おじいさんが弱ってくるとその周りの子供たちがぐんぐん延びる。子供たちがだめになるとその周りの孫たちがぐんぐん延びる。大きい木だと曾孫や曾曾孫までいる。
  • 御蔵はいまが紅葉シーズンだ。赤い葉っぱや定家葛の花が落ちている。
  • オオミズナギドリは、体は鳩くらいの大きさで、羽を広げると1メートルくらいある。渡り鳥。山の斜面に巣を作り、木に登って落ちながら飛ぶ。斜面を使う場合もある。夜は森の中を歩き回るので、オオミズナギドリが住んでいるあたりは下草が生えない。猫がオオミズナギドリを殺してあそぶけど、頭とムネだけ食べて後は食べない。その残りをカラスが全部食べる。
  • 昔、人家があったところにはシュロの木が植わっている。シュロは皮を剥いでロープにすると、水に強いロープが出来る。昔はシュロの木は必需品だった。
  • あかこっこという鳥は、背が赤いためそう呼ばれているんだろうね。
  • 昔は紫陽花の葉を、おにぎりを包むときなどにラップの代わりに使い、めし盛り葉と言っていた。年に一度くらい、子供らにおにぎりを葉の皿に載せて出していた。
【写真】大ジイ

帰りの車の中で眠ってしまった。16時頃戻ってくる。洗濯機を借りて洗濯しつつ、読書。森博嗣の「スカイ・クロラ」と保坂和志の「世界を肯定する哲学」をちょっとずつ読む。18時、お風呂。

19時、夕食。鶏の唐揚げ、鰹のたたき、ポテトサラダ、ほうれん草のごま和え、キムチ、グレープフルーツ、ごはん、ビール。お腹いっぱいになって部屋に戻り、宿にあった「イルカ・クジラ図鑑」を見ながらいつのまにか眠っていた。23時半ごろに目が覚めて、電気を消してまた眠ったら怖い夢を見てまたもや目が覚めてしまう。今日は盛りだくさんの一日だったな。