友人と、お昼の新幹線にて熱海へ。あっというまに到着。あっというまに非日常。熱海駅から海岸方面へ、気の向くままにてくてく歩くと、いつしか国道136号線に出ていて、わー、海だ海だー!というわけで初川沿いの、うっかり見落としそうな場所にあるY木旅館にさっそくチェックイン。

予想外に広いお部屋で、しかもお庭までついてる!お茶を淹れてもらって、よく手入れされた畳やガラス戸の木の枠を愛でてくつろぐ。もう今日はこの部屋から出なくてもいいんじゃないかという気持ちにさえなる。かいてきー。なにもしなくていいんだー。

ひとやすみして、起雲閣ヘ。人生に於いて2度目の訪問。やっぱりここ好きだ。喫茶室で一服してから建物をみてまわる。日が傾いた時分の2階和室「大鵬」の窓際と、タイル張りのサンルーム「玉姫」の居心地が特にすばらしい。人がほとんどいないってのもすばらしい。
- 熱海紅茶 (だいだいマーマレードのロシアンティー)

旅館に戻って、18時から夕食。隅々まで手抜かりなくおいしくて、供してくれる「こま」さんの対応は拍子抜けするくらいにあっさりしているのです。これは何ですか?という質問にも、「えーとこれは、漬物を、なんか加工したものです」「あ、これはお肉ですねー」という気負いの無さすぎる回答。ぎょうぎょうしくなく、押し付けがましくも無く、平然とすごい、そのプロフェッショナルぶりにいたく感銘を受け、俺もがんばろうって思った。
- 食前酒 (梅酒)
- 枝にのった柿がくりぬかれて、中にサイコロ型の柿が何かで和えられて入っているもの
- 漉した芋を俵状にまとめたものに茗荷を乗せたもの
- 銀杏を揚げたもの
- 里芋
- 茸を何かで和えたもの
- 刺身 (まぐろ、甘海老、烏賊、鯛っぽいもの)
- じゃこと梅のごはん
- かぶら蒸し
- 鮭で牛蒡やいろいろなものを包んで焼いたもの
- 酢の物
- 帆立などの海鮮グラタン
- お肉
- 太刀魚の天麩羅
- ごはん
- お新香
- しじみの味噌汁
- デザート (巨峰、牛乳寒天ゼリーっぽいもの)

おいしい料理にうっとりして、ビールでごきげんになり、敷いてもらった布団の寝心地を確かめるべく入ってみたら、あまりの心地よさに二度と布団から出られなくなり、いつのまにか眠りについていたのでした。














